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    ビーインググループ 「見える物流システム」販売

    2012年3月9日

     
     
     

     運送業のアクティーを中核とするビーインググループ(喜多甚一社長、石川県金沢市)は、自社開発した物流システムの全国拡販に乗り出す。ソフトウエア開発などを手掛けるシーエスイー(加悦保之社長、愛知県あま市)との共同出資で、3月に新会社を発足させ、輸配送管理のシステムを中心に販売する。


     今回売り出すのは「見える物流システム」。物流センター内の作業状況や在庫量、納品状況、ドライバーの運転技術などの情報を、パソコンやスマートフォンなどで簡単に確認できる。
     不具合の早期発見や作業量の低減につながるなど、顧客の引き合いが増えていることから、新会社ではこの物流システムの売り込みを核にネットワークセンターの運営やコンサルティング、クラウドサービスの提供まで幅広く事業展開する。さらに、システムの受託開発も手掛ける。
     新会社は、東京都中央区に本社を置き資本金は1000万円。アクティーが6割、シーエスイーが4割出資する。初年度売り上げ目標は1億円。9月には、東京で開催される「国際物流総合展2012」への出展も予定しており、幅広い受注獲得を目指していく。
    ◎関連リンク→ ビーインググループ

     
     
     
     
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