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    カシオ 落下強度3m タフなハンディが人気

    2012年4月19日

     
     
     

     カシオ計算機が昨年発表したハンディターミナル「DTーX8」シリーズが順調に販売数を伸ばしている。同製品の最大の特徴はタフ性だが、同社営業本部・システム戦略部の木村厚リーダーによると、「物流業界では『壊れない』ことに加え、『長時間運用を実現する長寿命電池』を求める声が多い」からだという。
     同製品は落下強度が業界最高の3.0m。「物流センターでのメザニンラックの2階やトラックヤードといった高所から床面に落としても壊れない」。万が一故障した場合も、登録途中のデータも含めてバックアップする「端末レスキューツール」が用意されている。破損していないデータであれば、マイクロSDを使って別端末にデータをコピーできるため、「迅速な業務の引き継ぎと継続が可能」。


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     電池寿命は、独自の省電力設計と新開発の大容量の充電池パックを搭載したことで、ブラウザ接続や無線LANへの常時接続環境でも長時間運用を実現。「最長で25時間、通常の運用でも10時間以上使用でき、1日使うのに十分なパフォーマンスを持っている」と同リーダーは話す。
     耐環境性能にも優れており、IP67に準拠し高い防塵・防水性を誇る。マイナス20度の氷点下でも稼動し、冷凍庫内の作業にも対応している。また、端末は片手操作でき、軍手をしたままでも押しやすく、押し間違いを軽減するキー構造も採用している。
     『DTーX8』シリーズは、レーザースキャナ・2次元コード対応、RFID対応、フルレンジの3モデルで展開。海外向けも揃えている。
     なお、小売業向けには、小型・軽量ハンディの『ITー300』が好調という。店舗での接客からスタッフ間の指示通達、バックヤード業務まで即時の動的な情報管理が可能とし、ユニクロでも採用されている。
    ◎関連リンク→ カシオ計算機株式会社

     
     
     
     
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