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    シノジャパン、NEC、九州通医薬集団 WMSで協業

    2012年5月17日

     
     
     

     シノジャパン(東京都港区)はNECと九州通医薬集団と協力し、「倉庫実績収集管理ソリューション(WMS)」の拡販で協業すると発表した。
     九州通とNECの2社間では2年前からデジタルピッキングなどで協業しており、九州通は医薬流通卸しの分野でWMSを持っていた。「このWMSにシノジャパンの高速Web通信ミドルウェア『@Hyway(アットマークハイウェイ)』が加わることで、多機種のハンディターミナル(アプリ)に対応可能となり、使い勝手が広がった」とシノジャパンの鄭澤勇社長は説明する。


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     通常、ネットワークで情報を取りまとめる場合、各エンドユーザーが使用する多種多様な端末機に個別対応したシステムを構築しなければならない。そこでNECはPC、プリンター、マテハン機器、ハンディなどエンドユーザーの端末情報をすべて取りまとめ、本部が情報を処理できる画期的なゲートウェイ構想を打ち立てた。
     一方、シノジャパンのアットマークハイウェイは、ゲートウェイと構想は同じだが、タブレットPCなどモバイル端末や、携帯電話を含むハンディタイプの端末に特化し、機種を問わず各ハンディターミナルで吸い上げた現場の情報をタイムリーに取りまとめ、本部へ送るシステム。
     鄭社長は「中国進出を考えている日本の事業者のITサポートに最適。海外にいる荷主とのやり取りが細かくスムーズに行えるので、日本にいながら対応できる」と話す。
     WMSは基本パッケージに20台のハンディ機が付いて100万元(約1200万円)。医薬品用に作られているため、製造日や温・湿度、衛生面も含めた管理が可能。 鄭社長は「現場の情報をいかに早く吸い上げるかがポイント。クラウドコンピューティングの恩恵を、このシステムで実感してほしい」と語る。
    ◎関連リンク→ 株式会社シノジャパン

     
     
     
     
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