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    ロジザード 物流センターのインフラ一元管理

    2012年7月9日

     
     
     

     ロジザード(東京都港区)は総合電子機器メーカーのコンテック(大阪市西淀川区)と提携した。コンテック製の「ボックスコンピュータ」と呼ばれるPC機器を活用し、ロジザード側から常に物流センターの機器動作を監視できる仕組みを構築するのが狙いだという。
     ロジザードの金澤茂則社長は、「在庫管理システムの提供を始めた頃は、ユーザーから『トラブルが起きた』と問い合わせが来ると、担当者がピッキングリストを抱えて現場に飛んでいくことも多かった」と振り返る。
     不具合の原因が同社のシステムになくても、物流センターの責任者からは、「とにかく、おたくが何とかしろと言われる」ことが多々あったという。「PC、ネット環境、ルータ、あるいはプロバイダ側の問題など、想定される原因は多岐にわたり、電話での聞き取りだけではお手上げのケースが大半だった」。


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     現在はリモートでの対処レベルを上げるとともに、ソフトウェア上の対策を施すことで、「現地に出向かなくても98%はリカバリーできるまでにはなった」という。とはいえ、「電話で症状を聞き取り、問題点を見極めるまでには、ある程度の時間が必要」。通販市場の拡大でリードタイムへの関心が高くなっている昨今、「問題解決までに1時間を超える状況は許されにくくなってきている」とし、「復旧にかける時間を1秒でも短くしたい」というのが同社の念願だったという。
     打開策を模索する中で、同社はユーザー側のインフラやデバイスの環境を一元管理する手法を考案。工場や屋外など、ハードな環境で使われる産業用コンピュータの製造に強みを持つコンテックの「ボックスコンピュータ」に辿り着いたという。同社長は、「何がトラブルの原因になっているのか、現場の担当者の方よりも先に分かり、状況を聞き出す手間と時間が省ける」と説明。「これまで1時間かかっていた対応が、『ここで問題が起きているので、こう対応してください』と言って終わり。3分で解決でき、停滞時間の短縮が可能になる。システムを安心して使っていただける環境が整えられる」とメリットを語る。
     現在は、「必要最低限かつ不可欠な機能を搭載した」ロジザード専用機器の開発が進められており、「年末には初号機を出したい」という。機器は販売ではなく、ロジザードのサービスの一環として貸し出していく構え。「物流センターのインフラや機器まわりは、物流会社の『ITが得意な人』に一任されているのが現状。これからは、ロジザード側ですべて見られる環境になる」。
     また、今後はデータ配信や太陽光発電など、「倉庫内をまるごとITで管理し、活用できるようなサービスを提供していきたい」という構想も。そのためのさらなるアライアンスなども視野に入れているという。
    ◎関連リンク→ ロジザード株式会社

     
     
     
     
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