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製品・IT
東京特販 デジタコを「リユース」
2012年12月28日
東京特販(東京都府中市)は、リースアップしたデジタコのリユースで、国交省が認可する製品を新品の3分の1程度の価格で販売、導入しやすくした。
同社は昭和55年設立の無線装置や通信システムを扱う会社で、環境優良車普及機構(LEVO)のリース事業からデジタコなどの機器納入も請け負っている。亀川渉社長は「リース契約した運送事業者が倒産し、車載器をつけたままで車両を差し押さえられてしまったり、転売してしまったりしたケースで、車載器の行方を追いかけ回収したのが始まり。メーカーでは、デジタコは少なくとも10年間は問題なく使えると言うのでリユースを考えた」と説明。
LEVOでは「リースは5年ごとの契約。基本的には契約を更新していただくか、残りの価値を計算して買い取って、引き続き機器を使っていただくが、中には返品希望もある。まだ使える状態なので、エコの観点から東京特販さんに卸すようになった」と話す。
客先から送られてきた機器は丁寧にクリーニングと動作確認を行い、欠品している付属品はメーカーから取り寄せ、新品同様にセットして再販。亀川社長は「経費面から導入を見合わせていた事業者に特に勧めたい。万一、不具合が発生しても、リユース商品の場合は修理ではなく別商品と交換するので、待たせず使用が可能。国が認めたデジタコを少しでも安く、早く車両に搭載して、ドライバーの安全運転に役立てていただきたい」と語る。
一般リース会社を通しての契約も可能。
◎関連リンク→ 株式会社東京特販 -
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