-
製品・IT
パナソニックカーエレクトロニクス 「ドライブボス」に新機能追加
2022年9月16日
パナソニックカーエレクトロニクス(=PCE、東京都品川区)は、効率配車AI技術を活用し、 様々な制約条件を考慮して配車計画を自動作成する「DRIVEBOSS(ドライブボス)」に今年10月から新機能を追加すると発表。
従来の配送時間帯の指定機能に積載量管理やドライバースキルなどの制約条件を追加。複数車両と数百件の配送先の計画を効率的に一括作成できるようにし、配送時間や稼働台数の削減による効率化、延着・早着の防止につなげるという。
さらに、2023年には、作成した配送計画に合わせたルート案内や業務実績を記録するスマホ・タブレットとの連携も予定。時間を要している日報作成工数の削減に加え、ドライバーごとに異なる急加速・急減速・速度超過等の運転状況を自動集約し、社内の安全運転指導で活用できるようにする。
同社では、「DRIVEBOSS業務支援サービス」を導入している丸野(長崎市)の協力のもと、新機能の開発を推進。
丸野では、配車担当者が複雑な条件を記憶し計画を作成していたが、複数回のシミュレーションを実施した結果、条件次第では作成時間を約1時間削減できたという。ドライバー1人当たりの配送時間も同2時間短縮できることや、走行距離・台数を削減できることも確認している。
PCEでは、「今後、 配送・巡回業務に特化した機能強化や関連機器との連携を進め、 配送業界の課題解決と新たな価値提供を目指す」としている。
◎関連リンク→ ドライブボス
関連記事
-
-
-
-
「製品・IT」の 月別記事一覧
-
「製品・IT」の新着記事
-
物流メルマガ