-
製品・IT
キャルシステムコンサルティング 現場の声を反映した運行管理システム
2022年11月8日
キャルシステムコンサルティング(稲葉允章社長、静岡県富士市)が開発・提供する「運びま専科」は運送業向け運行管理システム。物流企業の業務をカバーする豊富な管理帳票を用意。ETCやデジタコ、アルコール検知器のデータの取り込みや、給与計算ソフト、会計ソフトとの連携に対応し、業務の中核を担うソフトとして活用できる。
同ソフトの最初のリリースは15年ほど前。以来バージョンアップを重ねてきた。「運びま専科」は同地域の運送事業者の「現場の声」を反映して誕生した。「顧客の立場に立って作られたところが他のソフトとは全く違うところ」と稲葉社長は強調する。
同ソフトの特徴のひとつがカスタマイズ性の高さだ。導入の際はまず、運送事業者と打ち合わせを行う。その中で、業務の効率化を阻む「癌」を見つけ出していくという。導入企業に合わせてソフトをカスタマイズし、課題解決に最適なかたちを模索していく。
現在は、ソフト単体での運用だけでなく、パートナー関係にあるコニカミノルタジャパン(東京都港区)のオールインワンITサービス「Workplace Hub」にも対応している。同社の複合機にサーバーを搭載し、業務に必要なソフトを一括で管理。ハードとソフト両方の保守メンテンナスを同社が担うことで、導入する事業者の負担を軽減。IT担当者がいない企業でも不安なく導入できる。
歴史を重ねていく中で、労務管理ソフト「労務しま専科」、倉庫管理ソフト「倉しま専科」とバリエーションを充実させてきた。今後も物流業界に寄り添いながら、現場で使いやすいソフトを提供していく。
◎関連リンク→ キャルシステムコンサルティング株式会社
関連記事
-
-
-
-
「製品・IT」の 月別記事一覧
-
「製品・IT」の新着記事
-
物流メルマガ