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    福井小松フォーク 「ウェルガード」に速度連動仕様追加

    2013年5月4日

     
     
     

     福井小松フォークリフト(佐野俊和社長、福井市)は4月25日、日本初の全車種・全メーカー対応のフォークリフト用対人対物接触事故回避支援システム「ウェルガード」に、速度連動仕様を追加したと発表し、同日から全国販売を開始した。
     同システムは、フォークリフトに取り付けた超音波センサーが、車体後方の人や物体までの距離を検知し、衝突の恐れがある際には、まず回転灯でオペレーターに注意を促し、その後、「危険です。ご注意ください」という音声で警報する。検知距離は、オペレーターが50cmから10mの範囲で任意に設定できる。


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     今回発売する「速度連動仕様」は、フォークリフトの速度を高速・低速の2段階に設定し、速度に応じて検知範囲が自動的に変わり、狭い倉庫内や広い屋外など作業環境の変化に対応して警告を発する。
     システムはメンテナンスフリー。センサー部分はプラスチックカバーに覆われており、雪などの障害物や軽い衝突などにも耐えられるよう設計されている。
     価格はセンサー1個の標準タイプで14万7000円。2個以上からはオープン。速度連動仕様は出荷時オプションでオープン価格となる。また、速度連動システムのみ後付けでの設置も可能で、価格は7万円から。同社では初年度販売目標を300セットに設定。今後、コマツグループと連携し全国ネットワークを通じて販売展開する。
    ◎関連リンク→福井小松フォークリフト株式会社

     
     
     
     
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