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    ガテン系求人誌「パワーワーク」 建設・運輸に特化

    2013年5月24日

     
     
     

     ウィナーズ(千葉県松戸市)が企画・発行する「パワーワーク」は、建設や運輸に特化したブルーカラー専門の無料求人媒体。
     同社トップパートナーのティーエープランニング(同)の糀屋将太統括本部長が「これらの業界は、まだまだ紙の信頼が厚い」と語る通り、隔週発行の紙媒体を中心にWebとの2本立てで展開。「現状では建設関係が多い」が、直近号で約300件、Web媒体では1700件の求人情報を掲載している。
     紙媒体は、1都3県で10万部、群馬・栃木・茨城・東北エリアで2万部を配布。コンビニ、パチンコ店、マンガ喫茶、作業服店、ホームセンターなど、「建設作業員やトラックドライバーが集まりやすい施設を中心に配布ラックを設置している」という。


    0524p2.jpg 「建設関連や運輸の事業者から、『求人を出しても良い人が来ない』、『出せる媒体がない』という声を多く聞いた」というのが、創刊のきっかけだったという。求人のフリーペーパーは多くあるが、「広告を出稿する側からすると『エリアが細分化されていて効率が悪い』、『広く訴求するにはアルバイト向け、社員向けなど、多くの媒体に出す必要がある』などが課題として挙げられていた」とも。
     そこで、「関東一円をエリアとし、幅広い層の人に見てもらえる」媒体として創刊されたのが同誌。同部長は、「配布エリアを広くし、目に触れる数を増やすことで、従来のフリーペーパーのように、『同じ人から何度も応募がある』といったケースもなくなる」と話す。
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     また、建築・運輸業界に特化した内容にすることで「ターゲットを業界に興味がある人や、経験者に絞り込むことができる」。毎号の表紙には作業着姿の写真を掲載し、「ガテン系」の求人誌であることが一目瞭然のビジュアル。「業界に興味を持つ若者を引き込みたい」という狙いもあるという。
     なお、掲載後の反応について、同部長は「3か月ぐらいは様子を見てほしい」と訴える。「最近は仕事が溢れ、人が足りない状況が続いている」とし、「昔の『求人を出せば来る』という考えでは厳しいし、安易に採用しても定着しない」と指摘。その上で、「長めに掲載し、信頼できる人材を何人か集めようという考えで求人をかけるべき」という。そこで同社では、名刺大の枠で、1回2週間×6回(12週間)の掲載が50%割引の15万7500円になるなど、長期掲載の割引プランを充実させている。
     また、別サービスとして、企業HPの作成も展開。セミオーダーのプランで月額3万円程度から。糀屋部長は、「募集要項では2トン、4トンのことしか書けなくても、HPを見て10トン車に興味を持って応募してくる求職者もいる」とし、「求人広告では訴求しきれない会社の魅力を伝えるためにも、HPの重要性はますます高まっている。ぜひ活用してほしい」と語る。
    ◎関連リンク→ パワーワーク

     
     
     
     
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