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製品・IT
オムニヨシダ フォークの作業効率向上「クライミングレベラー」
2013年8月29日
垂直搬送機や物流関連機器の企画・製造、販売を手掛けるオムニヨシダ(大阪府八尾市)は、物流倉庫のプラットホームでフォークリフトの作業効率を向上できる「クライミングレベラー」を販売している。
物流倉庫のプラットホームとトラックの荷台の段差や隙間を解消するもので、フォークリフトでの荷下ろし作業の改善に期待できるほか、プラットホームからゆるやかなスロープにも変えられフォークリフトの移動にも役立つ製品。
また、使用していない時は倉庫構内の床と水平になっているのでスペースを有効に活用できる。営業部一課の並木太郎氏は「1台で3役をこなせる商品で、フォークリフトの移動や荷下ろしの作業効率向上につなげられる」と説明する。
安定したスロープを提供するために先端部分には上昇時500mm、下降時1000mmの伸縮が可能なスライドリップを採用することで段差を滑らかにでき、フォークリフトの乗り降りがスムーズに行える。また、トラックの荷台にしっかりと固定が可能で、安定性を重視して設計している。
スロープの昇降には油圧自動式を採用し、シンプルな画面のタッチパネルで誰でも簡単に操作ができる。石中一久係長は「トラックの荷台と接続するのも約30秒でスムーズにすべて自動で行える。物流現場の目線に立って開発した」という。
素材にはスチールを使用しており、スロープの上を通過するときに最大で約5トンまで対応できる。また、各物流現場で荷物の形態に合わせたオーダーメイドも可能。商品サイズは、幅200mm、長さ5000mmとなる。
両氏は「冷凍倉庫などにも対応できるので、幅広い用途で使用が期待できる」とし、「顧客の要望を聞きながら、役に立つ商品の企画・製造をしていきたい」と話す。
◎関連リンク→ オムニヨシダ株式会社 -
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