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製品・IT
EVモーターズ・ジャパン バッテリー長寿命化と長距離運行を実現
2023年7月11日
商用電気自動車を手掛けるEVモーターズ・ジャパン(北九州市若松区)は、1t積み、2t積み、EVトライクの3車種を運送事業者に提案。「スマート物流EXPO」や「関西物流展」など、物流関連の展示会に出展し、注目を集めている。
佐藤裕之社長は、「ラストワンマイル向けの1t積み、2t積みEV車両は、独自技術の『アクティブ・インバータ』を搭載しており、バッテリーの長寿命化と長距離運行を実現している」と説明。車両はウォークスルー仕様で、運転席から荷室へのスムーズな移動が可能。低床で荷室空間も高く、作業効率の良さも特長。スライドドアを左側に配置しており、歩道側から降りることができる。 普通免許で運転できるのもポイントだ。「現場へのヒアリングを徹底的に行なってから設計に入った」と語る。
3輪の「eトライク」も、普通免許で運転が可能。物流用、送迎用、観光用など、さまざまな用途に向けたコンテナを用意している。同社長は、「1t、2t車と合わせて、ラストワンマイル物流の先端のスタイルを実現したい」と製品群の可能性を展望する。
同社では、「商用車のEV化で、環境貢献はもちろん、ランニングコスト削減による物流事業者の経営負担軽減を目指している」という。佐藤社長は、「充電には大きな電力が必要になるため、車両だけでなく、エネルギーマネジメントも併せて提供していきたい」とし、「今後、さらなる量産体制の構築と車両ラインアップの拡充を行い、ゼロエミッション社会の実現へ邁進する」と語る。
同社は現在、北九州市若松区で国内初となる商用電気自動車専用の量産組立工場「ゼロエミッション e―PARK」の建設を進めている。
◎関連リンク→ 株式会社EVモーターズ・ジャパン
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