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    吉良紙工 用途に合わせて自由設計「マルチクールボックス」

    2013年10月10日

     
     
     

     吉良紙工(名古屋市港区)ロジスティックスサポート事業部は、常温輸送車でも冷凍・冷蔵輸送が行える「マルチクールボックス」を販売している。
     保冷ボックスに専用クーラーが搭載されており、スイッチ操作ひとつで冷蔵・冷凍・超冷凍を選択して切り替えられる。サイズ・使用はすべてオーダーメイドとなるため、用途に合わせて自由な設計ができる。ボックス部分は折り畳み収納が可能。


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     新冷却システムスターリングクーラーを搭載し、シガーレットタイプDC12V、ACアダプターAC100Vに対応。消費電力は80Wで省エネ仕様だ。また、オプションとしてバッテリーでのクーラー駆動も可能。
     同事業部の奥村一三氏は「常温倉庫でも、よりシビアな温度管理にお応えできる」と話し、「ドライアイスや保冷剤を入れなくて済むので、コスト削減や作業効率の向上が図られる。また、電源を入れている時に蓄冷材を入れておけば、電源がない場所でも温度管理ができる」と説明する。
     同製品について、奥村氏は「温度設定の微調整やリース販売ができるよう対応していく。シビアな温度管理に対応できるので活用していただきたい」と話す。1セットの目安価格は約25万円となる。
    ◎関連リンク→ 株式会社吉良紙工

     
     
     
     
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