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八大 テレニシの「IT点呼キーパー」活用
2023年7月19日
八大(東京都中央区)は、2021年5月にテレニシの「IT点呼キーパー」を導入し、本社営業所(同江東区)と船橋営業所(千葉県船橋市)の2拠点で活用。八大の櫻井博文DX推進室長は、「導入から2年が経つ現在、全体の6―7割が対面点呼で、残り3割がIT点呼という活用状況」と説明する。
約50名のドライバーで、都内各所のスーパーや飲食店に向けて、チルド食品の地場配送などを展開する同社。同室長は、「複数の拠点がある中で、対面点呼を続けていくのが難しい状況になりつつあったが、Gマークを取得し、IT点呼ができる環境が整ったことから、システム導入に踏み切った」と経緯を語る。
点呼結果をクラウドで一括管理できる「IT点呼キーパー」は、業務効率化・人的負担軽減・虚偽報告防止など、安心・安全な運行管理を実現するシステム。同室長は、「他社システムも検討したが、クラウド型で、拠点を超えて車両やドライバーの情報を一元管理できるのが魅力だった」と振り返る。
導入効果について、「複数の拠点を少ない人員で管理・運営できるようになった」と同室長。「運行管理者は画面上で顔色の良し悪しがわかるし、音声も電話より聞き取りやすいので、声の調子で体調を把握できる」と評価。「ドライバーも、それまで使っていたシステムから違和感なく移行できた」という。
業界で2024年問題への対応が叫ばれる中、同室長は今後について、「時間管理に関しては、これからさらに難しい課題が出てくると思う。データを一括管理し、必要に応じて出力できる仕組みは非常に有効。勤務環境の改善のための手立てとして大いに活用していきたい」と展望する。
◎関連リンク→ 八大株式会社
◎関連リンク→ IT点呼キーパー
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