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製品・IT
本田木材 ロジスティクス用合板を販売開始
2023年8月15日
本田木材(本田清範社長、東京都調布市)はこのほど、撥水・防カビ機能付きロジスティクス(木箱梱包)用合板「TYP PREMIUM STANDARD PACKING BOARD 改良版 梱包用ベトナム製合板B」の販売を開始した。
同商品は、2019年に、日本のロジスティクスにおける「梱包資材の品質向上」を目的として発売した「TYパッキングボード」の供給面・販売面の両面で量産体制の目途が立ったため改称し、本格販売となった。
同商品担当の本田浩一氏は「本商品は、輸出大国日本において、多くの物流事業者様が利用されている、木箱梱包用の合板において、撥水機能と防カビ機能を同時に付加させた革新的な商品」としている。
国内では現在、ロジスティクス用の合板が月間約1万6000立方㍍流通しており、その内の約60%(40フィートコンテナ約180本分)は、経済性を優先した「1回熱圧着仕様の合板」が流通している。
しかしながら、その品質は以前から、「品質の安定性に劣る」ことがロジスティクス(木箱梱包)業界で課題となっていた。同社が本格販売した合板はその課題を抜本的に解決する画期的な商品となっている。
なお、同商品はクリーンウッド法の対策商品としても適応予定(現在準備中)。現在、横浜港・大阪港・門司港の合計で、月間500立方m(40フィートコンテナ約10本分)を販売している。
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