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    ミシュラン シングルタイヤ「XOne」披露

    2013年12月2日

     
     
     

     日本ミシュランタイヤは11月18日、「2本を1本に」というコンセプトで開発したトラック・バス用のワイドシングルタイヤ「XOne」を採用しているタカラ物流システムと合同のプレスセミナーを開催。
     セミナー第一部では、日本ミシュランタイヤの黒瀬裕司氏が、導入のメリットを解説。「1軸あたり157kgもの軽量化が図れるため、その分、積載量を増やすことができる。1本になることで転がり抵抗も減り、燃費も向上する」と説明。「何より日々のメンテナンスの手間が半分になることで、ユーザーからは、『ダブルタイヤに戻すことは考えられない』と高く評価頂いている」と胸を張った。


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     タカラ物流システムでは、いすゞ自動車とタイアップし2010年にオリジナルの15トン車を開発。車両総重量25トン車の積載を13.5トンから15トンへ引き上げることに成功している。
     丸山利明常務は、「リターダーやスペアタイヤをなくすなど、従来の常識にとらわれない発想で取り組んだ」と説明。徹底した車両の軽量化で、幅900mmのビールパレットを1列多く、最大22パレットの積載を可能に。同車両で「XOne」を採用し、さらに軽量化を図ることで、「課題だった燃料タンクの増量などに取り組む」という。
     低燃費効果については、「ダブルが長距離運行でリッター3.88kmだったが、シングル装着車は短距離運行中心にもかかわらず4.01kmと約3.4%も伸びた」と説明。
     同常務は、「14年にはタンク車にXOneを装着させ、いずれは大型全車での採用を目指したい」と語った。
    ◎関連リンク→ 日本ミシュランタイヤ株式会社

     
     
     
     
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