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製品・IT
石塚 ビニールカーテンで物流施設の省エネ対策
2023年11月24日
電気代高騰への省エネ対策として、プラスチックの総合商社、石塚(熊谷弘司社長、東京都千代田区)の「ecoスリットカーテン」をはじめとするビニールカーテンへの問い合わせが、前年の約3倍に増えたという。
熊谷社長は「物流施設からは最近、省エネ対策として、ピッキングエリアや休憩所などをビニールカーテンで囲って、人がいる所だけピンポイントで冷房を効かせたいという依頼が多くなっている」と話す。
「全国どこでも、どの規模の施設でも、それぞれの現場の要望に合わせて対応することができる」とし、「当社の社員が実際に現場を訪れ調査して、材料の提案から設計、工事まで行う」としている。
その結果、平均3割程度の節電効果が見込める上、同社の特長として、卸売、加工、施工までワンストップ対応で行っているため、オーダーメイドでありながら、工期も短く、安価で取り付けることができる。
1955年に創業した同社は、現社長で3代目。創業時は、祖父が塩化ビニール樹脂(PVC)の卸売からスタートし、業界内で一定の地位を築き、父の代に、材料の卸売に加えて加工までを行うようになった。
この時代にビデオのVHSのケースや文房具のルーズリーフなどのプラスチック製品を同社が作っており、現社長の代になって、主力のビニールカーテンの製造から取り付けまでを行うようになった。
熊谷社長は「現在の主力であるビニールカーテンは、創業から使っている材料なので、一番得意としている商品だが、ほかにも、工場の床や、工場や倉庫全体の環境整備に係る商材も幅広く提供している」
「メインのビニールカーテンは、業種業態を問わず使っていただいている」とし、「夏の冷房だけでなく、冬は暖房など、1年を通じて、省エネ、空調効率アップに貢献する商品を提供している」という。
◎関連リンク→ 石塚株式会社
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