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製品・IT
ロジランド 「パレットエアコン」提供開始 物流現場での熱中症対策
2023年10月3日
物流施設開発を手がけるロジランド(東京都渋谷区)はこのほど、物流現場での熱中症対策として、設備工事不要で導入できる「パレットエアコン」の提供を開始。同社担当者によると、「想定を上回る反響をいただいた」という。
同製品は、物流現場で利用されるパレットと、エアコン室外機・室内機が一体となっており、導入時に必要な冷媒管工事や電源工事が不要で簡単に設置できるもの。同担当者は、「退去時の原状回復工事の必要もなく、フォークリフトやハンドリフトで簡単に移動できるため、使用したいエリアを効率的に冷却できる。物流施設で働く方の健康・安全の確保とコスト軽減の両面で課題解決が可能」と語る。
「物流施設は、構造上熱がこもりやすく暑さを感じやすい傾向にあり、熱中症対策として空調設備の導入ニーズが高まっている。一方で、空調設備の導入コストとあわせて、退去時の原状回復工事をふまえると、想定以上に多額のコストが発生するという課題も生じていた」と指摘。同社は、「当製品の提供は当社が開発する物流施設に限らず、すべての物流施設を提供の対象としており、物流業界全体の課題解決に取り組みたい」としている。
◎関連リンク→ 株式会社ロジランド
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