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製品・IT
マキ工業 移動足場と手すりで転落防止「セーフティーベース」
2014年2月25日
安全機具移動式足場に特化した製品の製造・販売を手掛けるマキ工業(大阪市中央区)は、建築現場の作業用足場を開発したノウハウを生かし、鉄素材で丈夫なトラック荷役作業でも使用ができる移動足場「セーフティーベースTT1200」を販売している。
同製品は、荷役作業時に荷台からの転落を防ぐため、足場(台車部分)に手すりが取り付けられる仕組み。手すりは台車に差し込むことで簡単に取り付け可能で、昇り降りしやすいステップも取り外しができ、作業性と安全性を考えて開発されている。
トラックによって荷台の高さが異なるため、調節ができる伸縮可能な足場を採用。150mm間隔でバネ式ロックを取り付けており、4段階調節で最大高さ調節幅600mmまで対応する。
また、作業中に台車が動かないようにタイヤロックを取り付け、経年劣化を軽減するグリップ性の高いゴムを採用。荷役作業の現場環境に応じて広いスペースでの作業が行える足場の連結も可能だ。
さらに、足場の組み立て時の指詰めを防止する作業専用の手すりを取り付けているほか、使用後は収納スペースを考えコンパクトに畳めるだけでなく移動も簡単に行えるようキャスターが取り付けられている。
関西建築部の山本真太郎部長は「工具を使用しなくても組み立てが可能。高さ調節はバネ式ロックを採用しているので調節も容易にできる」と説明する。
同製品のサイズは、横幅1000mm、長さ3000mm(折り畳み時の長さは520mm)、高さ750〜1200mm、耐荷重300kgとなる。山本部長は「労働災害防止に活用でき、利便性の高い製品を提供できるように顧客のニーズに対応していく」と語る。
なお、同社はトラック関連製品の販売やレンタルなどにも対応している。
◎関連リンク→ マキ工業株式会社 -
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