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    光英システムがパナソニックのグループ企業に

    2014年4月14日

     
     
     

     パナソニックシステムネットワークス(PSN、東京都中央区)は4月1日、光英システム(葦津嘉雄社長=写真左、同新宿区)が発行した新株8552株すべてを引き受けた。PSNの光英システムに対する持ち株比率は51%となり、光英システムはパナソニックのグループ企業となった。
     輸配送管理システム市場で高い開発力を持つことで知られる光英システムと、流通系システムやハンディターミナルなどのハードで高い技術とノウハウ、国内外への販路を持つPSNが相互補完的に事業リソースを活用することで、両社では、「物流・流通業界向けシステムソリューション事業のさらなる拡大が図れる」としている。なお、社名は当面現状のままで、葦津氏が社長に就任している。


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     3月26日の契約調印後に開かれた記者会見では、PSNシステムソリューションズジャパンカンパニーの片倉達夫社長と光英システムの葦津社長が出席。片倉社長は、「安心・安全の関心の高まりを受け、海外の公共交通機関にセキュリティシステムなどを提供しているが、車両の運行管理を含めた総合的なソリューションが求められており、光英システムのような会社との提携を模索していた」と経緯を説明。「今後はワンストップで顧客にトータルソリューションを提供できる」と語った。
     葦津社長は、「海外展開を視野に入れて協業先を探していた当社にとって、顧客ニーズに応えることができるようになる今回の話は非常に有り難い」と語った。また、「私自身、松下幸之助先生が言われていた『お客様目線』にこだわって28年間経営してきたので、非常に感慨深いものがある」と目を細めた。
     片倉社長は、「2018年には、少なくとも現状の3倍の売り上げ規模にはしていきたい」と先を見据えている。
    ◎関連リンク→ 光英システム株式会社
    ◎関連リンク→ パナソニックシステムネットワークス株式会社

     
     
     
     
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