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    フォークのバッテリー活用し車載端末に電源供給

    2014年6月13日

     
     
     

     ベイシスイノベーション(東京都中央区)は、タブレットPCなど車載電子機器端末向けの安定電力供給装置「NーBOX」を販売している。
     同製品は、フォークリフトの車載バッテリーと車載端末の間に接続。車載バッテリーの48Vから、12Vや16Vなど端末用の電圧に変電するとともに安定化も行う。
     担当部長の佐藤領平氏は、「従来の電圧変更用コンバーターでは、フォークの動作によって瞬断や異常電圧、ノイズなどが発生し、端末に誤作動や故障・破損が生じることがあった」と指摘。同製品は、これらの現象を吸収するショックアブソーバーの役割を果たし、常時安定した電力を供給する。


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     10年ほど前から発売しており特許も取得済みだ。「フォークにPCを搭載し、コンテナの動きを効率化するという取り組みが世界的に広がっている」ことなどを背景とし、現在までに国内外合わせて6000台の販売実績を誇る。「フォークへの端末搭載は、香港やシンガポールなど、世界のハブ港では多くの実績がある。日本でも近い将来、そうなるのではないか」とし、同製品のさらなる普及をめざす。
     同部長は、「WMSなどと連動させ、SCMを完成させたとしても、電源がないと動かない。地味だが重要な役割を果たしている製品」とし、同製品の必要性を訴える。
     価格は20万円。代理店経由での販売となる。
    ◎関連リンク→ ベイシスイノベーション株式会社

     
     
     
     
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