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製品・IT
フィガロ技研 アルコールチェッカー「フーゴ」シリーズ展開
2024年2月19日
アルコールチェッカー「フーゴ」シリーズを展開しているフィガロ技研(大阪府箕面市)。「当社製品は電気化学式のセンサを搭載しており、精度と正確性にこだわっている」と語るALC販売促進部の四方行洋部長に話を聞いた。
同部長は、「90年代にガスセンサを応用してアルコールチェッカーの自社開発が始まった。当時は『宴会グッズ』としての提供だったが、改良に改良を重ね、業務用として進化を遂げた」と振り返る。
「当初は半導体式で世に出してきたが、アルコール以外のものにも反応しやすく、経年劣化しやすいなどのリスクも鑑み、すべて電気化学式にシフトした」という。
「フーゴ」シリーズは、「プロ」「スマート」「スマートBt」の3種類で展開。
「プロ」はハンディタイプ、据置記録型、遠隔地管理用いずれの使い方もでき、ドライバーIDの入力で単体での個人識別も可能。本体機器に検査結果を2500件まで記憶でき、データはPCに有線で転送できる。
「スマート」は、「測る」「見る」に機能を絞った単機能タイプで、電源を入れて息を吹き込むだけで簡単に測定できる。視認性に優れた大型デジタル表示も特徴。
同部長は、「日常の健康管理用として気軽に使用することで自身の適度な飲酒量を把握できる」と説明する。
「スマートBt」は、「スマート」にBluetoothを搭載したモデル。測定データをBluetoothで転送し、専用アプリやスマホ・タブレットなどで管理できる。「精度の高い電気化学式は、近年では徐々に値が下がってきたものの、半導体式に比較すると高価と言わざるを得ない」と語る四方部長。「『スマート』は、電気化学式としてかなりお手頃価格で、人気商品になっている」とし、「今後も市場のニーズに合わせ、製品をお届けしていきたい。ぜひ当社製品の性能を確認いただければ」と呼びかけている。
◎関連リンク→ フィガロ技研株式会社
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