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    NPシステム開発 デジタコ販売に注力

    2014年6月18日

     
     
     

     NPシステム開発(愛媛県松山市)は昨年10月から、ユーザーが求める基本的な機能を標準搭載し、国交省の型式指定を受けたデジタコ「eーTachoNETー300」の販売に注力。8万8000円という低価格で、市場でのシェア拡大をめざしている。
     また、今年4月には通信機能を付加し、動態管理を可能にした上位機種「同NETー500」も発売。さらに、今夏を目途に、デジタコ・ドラレコ一体型モデル(同NETー380)と、それに通信機能を付加したモデル(同NETー580)の発売も予定している。
     営業統括本部長の小田勝也氏は、「最上位機種の『NETー580』でも10万8000円で、他社製品の7割程度の価格。性能とコストの両立で妥協されたくないユーザーにも満足いただけるはず」と胸を張る。


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     改善基準告示に準拠した連続運転防止機能や休憩時間の管理機能が特徴。連続運転時間が4時間に近づくと、休憩を促す音声でドライバーに警告する。停車時間の累計も表示され、分割で休憩を取った際も、総計が一目で分かる。
     また、運行開始からの休息時間が表示され、何時間休まなければいけないかがその都度表示される。「ドライバーをサポートし、『うっかりしていて、休憩時間が足りなかった』という事態を防げる」。同部長は、「労務管理に気を遣われているユーザーには大変好評」とし、「トラックドライバー向けのナビゲーションシステム」と表現する。
     データのバックアップ機能も搭載。SDカードが破損しても、過去1週間分の運行データを車載器から復元できる。
     データの読み取りは、管理者のPCにソフトをインストールし、SDカードで読み取る方式、クラウドを介してカードレスでデータをやり取りする方式、事務所でカードを読み取り、PCからクラウドにアップする方式の3タイプから選べる。「会社に戻る車両はSDカードを利用し、車庫に置いている車両はデータ送信方式を選ぶといった活用方法もある」。
     ユーザーニーズに合わせて、多様な形態のデジタコや運行管理システムを提供している同社。小田部長は、「今後もハード、ソフトをさらにバージョンアップさせていきたい」と話す。
    ◎関連リンク→ 株式会社NPシステム開発

     
     
     
     
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