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製品・IT
トータルフリートサービス ドラレコ活用し事故削減「車録」
2014年9月9日
トータルフリートサービス(東京都渋谷区)は、ドラレコを活用した事故削減・安全運転コンサルサービス「車録(シャーロック)」を展開している。
同サービスの柱は二つ。一つは、インターネットを活用した運行情報の集計・閲覧サービスで、ドラレコのデータをアップロードすると、クラウド上で一元管理できるというもの。大西康弘社長は、「ヒヤリハットがどこで起こったか、その時にどういう運行をしていたかなどが一目で分かる」と説明。帳票類も自動的に作成される。
もう一つの柱が、運行データ分析・安全運転教育のコンサルサービス。起こったヒヤリハットを危険度で5段階に分類。3以上のものに関して同社のスタッフが目視で確認し、危険なものについては、起こった際の状況や注意点などをレポートにする。「月ごとの件数を追うことも可能で、ヒヤリハットの増減を確認することができる」。
同社長は、「集計・閲覧サービスとコンサルサービスをセットで使うことで、事故を確実に減らすことができる」と説明。実際に、「過失事故の発生件数が、43件から9件にまで減った事例もある」という。
同社長は、「ドラレコを装着すると、初めは『見られている』という意識から事故が減るが、日常化してくると元に戻ってしまう」と指摘。その上で、同サービスについて「継続的に指導をしていきましょうというのがコンセプト」とアピールする。
利用料は、集計・閲覧サービスが1台あたり月額1000円。コンサルサービスが同2000円。両方セットでも同3000円という低価格が売りだ。
なお、同社では講習会の開催や安全運転教育プログラムの作成なども手がけており、「ユーザーにヒアリングしながら、内容や価格も決めていく」という。
◎関連リンク→ 株式会社トータルフリートサービス -
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