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    オリックス自動車 トラックレンタルで神戸営業所を開設

    2014年9月16日

     
     
     

     オリックス自動車(東京都港区)は、建設・土木事業向けの作業用車両を幅広くそろえた「オリックストラックレンタル」事業として7月23日、神戸営業所(神戸市中央区)を新規開設した。兵庫県では初、近畿地区では4店舗目の出店となる。建設・土木事業のほか、港湾地域の物流ニーズにも迅速に対応する。
     軽の1BOX、アルミバン・冷凍車、クレーン車、ダンプ、ライトバンなどを取りそろえ、100台でスタートして年間50台ずつ増やしていき、2年ほどかけて200台までもっていく目標だ。敷地面積は800坪、スタッフ5人体制で営業する。


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     リースがメーンの同社だが、現在トラックレンタル事業を積極的に展開しており、昨今の公共投資や民間の建設・土木需要の増加に伴い、トラックレンタル需要も拡大していると言う。同社のレンタル先は、土木・建設会社が6割で、トラックレンタル営業第二部中部西日本エリア長の利根川健氏(下写真右)は、「アベノミクス効果で民間企業が設備投資を始めているのが追い風になっている」と言う。
     また繁忙期と閑散期の差が激しいトラック運送業界ではドライバー不足が深刻化していることもあり、トップシーズンに合わせてトラックを持つことが厳しく、予備車が持てない事業者からのニーズがかなりあると言う。緑ナンバーでレンタルできる条件が緩和されるようになり、レンタルの利便性が向上していることも需要増の要因とする。
     神戸営業所は、兵庫県内はもとより大阪方面へのアクセスも良く、今回の出店により既存店舗(大阪市、東大阪市、堺市)と合わせて近畿地区のネットワークを拡充する。近畿地区では顧客ニーズに合わせて順次、車両を拡充すると共に、店舗ネットワークを北摂エリアなど、さらに拡大することで2016年3月までに1000台規模のサポート体制の構築をめざす。また同氏は、「大阪や神戸の情報を共有し、神戸を起点にして播州地域まで拡大していきたい」と話す。同事業は中国地方への進出も検討しており、その中継地として西宮、加古川、姫路辺りにも出店できればと話す。
     神戸営業所長の杉真里氏(同左)は、「安定した業績で、早く目標を達成したい。また、老舗と呼ばれるくらい長く続けたい」と抱負を語った。
     今後の課題については、「冷凍車の故障や事故など、車が急に欲しくなった時に利用してもらえるよう告知活動を頑張りたい」(利根川氏)とした。
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    ◎関連リンク→ オリックス自動車株式会社

     
     
     
     
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