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製品・IT
「物流魂」のマルイチ キトーの認定販売代理店に
2014年9月4日
「純国産高品質主義」のマルイチ(神奈川県厚木市)はこのほど、キトーの販売制度再編に伴い、認定販売代理店として営業を強化すると発表した。キトーは今春、約520社あった販売代理店の中から、同120社を「認定販売代理店」とする新制度を立ち上げ、流通体系を刷新。40年来、キトー製品を取り扱ってきたマルイチも認定代理店として名を連ねた。
同社を選定した理由についてキトー横浜営業所の五十嵐佳織氏は、「ユーザー各社と密に連携されており、当社と協業できる優秀な販売店。実績はもちろん、ポテンシャル面も重視した」と説明。マルイチの兵頭一孝常務は、「今後は、物流機器だけでなく、ロープホイストなどの荷役機器の販売も含めてユーザーをバックアップしていければ」と語る。
現在、マルイチが取り扱うキトー製品のラインアップは、レバーブロックやラッシングベルトなどの物流関係が中心。同常務は、「ベルト系は多くのメーカーが手掛けているが、ただ締めるだけのものを作るのは簡単で、結局、価格での競争に陥ってしまう」と指摘。「ユーザーに価格だけでなく、キトー製品が誇る高い耐久性と安全性も訴求していければ」と、「仕入厳選主義」を貫く同社の販売スタイルをアピールする。
マルイチでは現在、スタッフの商品知識を深めるため、キトーと定期的な勉強会を開催。キトー側でも、「売りっぱなしではなく、アフターサービスにも注力し、バリューを促進し続ける」という同じ考えのもと、マルイチのスタッフに帯同する形でサポートしている。
兵頭常務は、「神奈川県では4社しか選ばれていない認定販売代理店の1社として、責任を持って製品の優秀さや価値観を伝え、販売していきたい」と意気込む。
◎関連リンク→ 株式会社マルイチ -
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