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    山中商会 24時間部品取り扱い、顧客ニーズに応える

    2014年10月30日

     
     
     

     自動車部品を扱う山中商会(京都市伏見区)は、昨今の物流のニーズに合わせ、5年ほど前から24時間365日稼働を実施している。代表取締役社長の山中眞吾氏に、取り組みや経営方針について話を聞いた。
     24時間稼働は、顧客である修理会社などが深夜や祝日も稼働するようになったことがきっかけ。「様々なメーカーの部品をそろえることで深夜に故障しても対応できる。また、修理時に、ほかの部品も交換することで手間とコストが省けるという修理会社の要望があり、一度の修理で工賃コストをダウンできる」と話す。サービスは好評で、京都、大阪、滋賀の事業所以外の西日本地域でも需要が増えている。


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     また、仕事をする上で健康が何よりも大事と考える山中社長は、約5年前に完成した新社屋にトレーニングジムを設けた。40代でボクシングを始めたことがきっかけで運動をするようになり、今でも週1回20キロ程度のランニングを欠かさない。「私が健康を害したら皆の迷惑になる」という。また、年に1回は海外に行く。知らない土地で刺激を受けることが、仕事の新たなアイデアにつながる。
     山中社長は人材教育にも投資したいとして、中国の幼稚園の理事を務めている。それまで中国になかった情操教育をメーンとした日本式のカリキュラムを用いているという。
     「若い力に期待している」という山中社長。「今の60歳はまだまだ活躍できる年齢だが、上がいつまでも役職にいると下の世代が育たない。また、期限を決めることで自分へのプレッシャーとなり、より良い仕事が出来る」と人材育成について持論を展開する。
     これからの業界については、「外食産業を見ると分かるように、価格競争をしてしまうと共倒れになる。良い人材が来てくれる業界にするためには、個々の会社が付加価値をつけたサービスを提供することが大事」と話す。
    ◎関連リンク→ 株式会社山中商会

     
     
     
     
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