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製品・IT
シンフォニアと古河ユニック 小型移動式クレーン操縦の「VRトレーニング」で協業
2024年7月19日
シンフォニア(瀬戸豊社長、東京都府中市)は6月24日、古河ユニック(山川賢司社長、同千代田区)と小型移動式クレーン操縦の「VRトレーニング」分野での協業を開始することを発表した。古河ユニックのトップメーカーとしての知見と、同社の体感強化型VRの開発技術を掛け合わせることで、クレーンユーザーに対し質の高いVRシミュレーショントレーニングを提供し、事故率の低減・生産性の向上に貢献するとしている。
協業製品の第一弾として開発したVRトレーニングは、古河ユニック製「液晶ラジコンJOY」とその3Dモデル、古河ユニック製小型移動式クレーンの3Dモデルを使用してVR内でトレーニングを行えるシステム。リアルな体験を得ることで、実際の「液晶ラジコンJOY」の操作感覚を学ぶことができる。
同社では今回の協業を通じて、「VRによる操縦トレーニングを一般的な手法として社会に認知・浸透させていく」とし、手軽かつリアルな操縦シミュレーション体験を実現したことで、「採用説明会等で若い世代の人たちにクレーン操縦をVRで体験していただくことで、クレーンに関する興味喚起やイメージアップにつながる効果を見込んでいる」としている。
また、古河ユニックの主要顧客である物流業・建設業の企業に対し、シンフォニア製品「小型移動式クレーンVR訓練システム」を提供する協業体制を構築。同製品が操縦トレーニングを代表するツールとして業界に定着することを目指す。
◎関連リンク→ シンフォニア株式会社
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