ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは１０月４日、夢メッセみやぎ（仙台市宮城野区）で「第１４回技能グランプリ全国大会」「第２回ソリューションエンジニアコンテスト」を開催した。「技能グランプリ」は、タイヤメンテナンスの知識や作業スキル、顧客とのコミュニケーション力などを競うもので、全国３２大会・３６２人参加の予選を勝ち抜いた精鋭４０人が出場。

競技は、「リア左内輪パンクで店保管のスペアタイヤに交換」という設定で、ドライバーへのあいさつから報告書作成までを規程時間２４分で実施。菊地俊夫技術サービス本部長は、「近年、ＴＰＭＳ装着車両が増加しているため、今年からＴＰＭＳが装着されている前提でのレギュレーションに変更した」と説明。参加者は、「１番よし」などと声をかけながら清掃・点検・車輪の交換などを実演。同社が定める「作業標準」に基づき、技能を競い合った。

「ソリューションエンジニアコンテスト」では、３４９人が参加した地区予選を勝ち抜いた１６人が集結。１５台規模の運送会社への提案を想定したロープレ形式で行われた。安田裕樹ＴＢ・ＬＴソリューション事業本部長は、「多様化・深刻化するユーザーの困りごとに寄り添って、最適な提案ができる人財育成が目的」とし、「昨年から始まったばかりのコンテストだが、非常にレベルが高く、感銘を受けている」と参加者の健闘を称えた。

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