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    やまつ バック時の衝突軽減「D型中空クッション」

    2015年3月9日

     
     
     

    プラットホームで車両をバックした時に起こる衝突事故。やまつ(大阪市旭区)では、その衝突を軽減する製品の製造から販売を手掛けている。同社は昨年12月から、新製品のゴム緩衝材「D型中空クッション」を発売している。
     従来のクッションは、車両がクッションの同じ部分に何度も当たり、負荷がかかることで疲労劣化するケースが多かったが、新製品はゴムの隙間にストッパーを付けることで、従来品よりも長持ちし、経済的にも優れているという。
     営業部の山口泰平氏は「ストッパーゴムをつけることで劣化を軽減できるようにしている」と説明する。


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     素材には、衝撃吸収が高く、気温による硬度変化が非常に少ないSBR合成ゴムを使用。また、従来の製品では固定するアンカーボルトが接触時に折れるケースもあり、専門業者を呼んで取り外しす作業をしていたが、同製品はゴムの内部にボルトを埋めることで、折れにくいだけでなく劣化したゴムからボルトが飛び出ないため、車両を傷つけない仕組みだ。
     さらに、ボルトを折れにくい構造にすることでクッションの取り外しがしやすく、誰でも簡単にメンテナンスを行えるのもメリットの一つ。
     山口氏は「プラットホームは会社で一番見えやすい場所にあり、企業の品質管理のイメージにもつながる。建物と車両を保護するだけでなく、会社のイメージアップにもつなげてほしい」と話す。
    ◎関連リンク→ やまつ株式会社

     
     
     
     
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