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    島津エスディー 人材配置の最適化システムなど発売

    2015年4月8日

     
     
     

     物流管理システムの販売などを行う島津エス・ディー(加藤孝幸社長、京都市中京区)はこのほど、物流現場での人材配置の最適化システムを新たに発売するとともに、検量ピッキングカートもリニューアルし、2月18日から発売した。
     倉庫コントロールシステム「FloorMaster WCS」は、直接作業員に指示するシステムで業界初の開発。倉庫内全体・作業エリア別の進捗状況をリアルタイムに把握し、現場のコントロールを管理者なしで自動的に行うことが可能で作業時間の短縮・人件費の削減が期待できる。
     作業遅れの兆候を検知すると作業員のハンディターミナル、ピッキングカート、車載端末に作業応援を指示し、自動的に要員配置を変更できるのが特長だ。


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     さらに物流データ分析システム「FloorMaster PRO」と連携することで、各作業者の生産性を把握し、レイアウトの見直しや作業員の配置、教育など現場の改善策を考える際に役立ち、さらなる作業効率の向上が図れるという。
     生産性向上などに有効な検量ピッキングカートの最新モデル「FloorMaster PICs」は、使いやすさと安全性を追求しており、ユニバーサルデザインを採り入れ、軽さと強度を両立。最大4コンテナを搭載し、少人数で数多くのピッキング作業が可能。その場で360度回転し、女性でも楽に操作することができる。
     同社の検量ピッキングカートは、1998年の国際物流総合展で業界初と発表したもので、国内トップクラスの実績を誇る。
     同社は「物流ソリューション・ベンダーとして、『わかりやすく』『使いやすい』システムづくりを目指し、円滑で効率的なロジスティクスを実現する物流管理システムをトータルで提案・提供することで、さらなる事業拡大を図りたい」としている。
     「FloorMaster WCS」は定価800万円、「FloorMaster PICs」は定価120万円(ともに税別)。
     製品に関する問い合わせは、同社第二事業部営業部まで。
    ◎関連リンク→ 島津エス・ディー株式会社

     
     
     
     
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