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製品・IT
エッグ 物流のIT化を実現、月額1万円から
2015年7月10日
エッグ(李松社長、大阪府堺市)が提供する「運送管理V5」は、運送業務の効率化を図りたいものの、導入コストがネックという運送事業者にとって、導入費ゼロ、月額ライセンス費1万円からという低価格で「物流のIT化」を支援する。
「受注・配車」「請求(売り上げ)」「傭車」「車両」「乗務員」の5業務を総合的に管理する「運送管理V5」は、クラウドタイプなので専用サーバーの構築が不要。インターネット環境があれば、IDとパスワードを入力するだけで簡単に接続され、オフィスでも自宅でも利用でき、大事なデータは同社のデータセンターで管理する。
配車入力機能では、同一内容を連続して入力できる補助機能を搭載することで、より使いやすい形としたほか、前バージョンではできなかった傭車の登録も可能とした。売り上げ伝票への転送も簡単にできる。
また、豊富なオプション(別料金)を組み合わせることで、さらに業務の効率化を実現させる。セレクト帳票は、既存のユーザーから要望の多かった帳票を、同社が厳選してWebサイトに掲載。一から打ち合わせして作り込むカスタマイズ帳票よりも安価で購入できる。さらに、作業時間の大幅な削減ができる「ETC読込オプション」や、走行距離や給油量、通行料金などを稼働伝票に反映できる「デジタコオプション」などもそろえる。
購入後に分からないことや困ったことがあっても、「電話サポート」「導入指導」「リモートアクセス」など充実のサポート体制で、初めてシステムを導入する事業者も安心して利用できる。現在、同社のホームページから「体験版」をダウンロードできる。
各種ソフトウェアの開発・販売を手掛ける同社は1981年に設立され、89年には運送管理パッケージの販売を開始。以来、多くの運送会社にシステムを提供し、豊富な実績で運送業界のIT化に貢献してきた。
開発部の田中千嘉子部長は、「運送管理V5は、これまでのシステムに様々な機能をプラスしたもの。導入しやすいよう、月額1万円からとコストを抑えられるように努めた」と説明し、業務課の山口哲也氏は、「万全のサポート体制を敷いており、お問い合わせ頂ければ全力でサポートさせて頂く」と力強く語る。
なお、倉庫業務の効率化が図れる「倉庫管理V5」の販売を6月から開始した。
◎関連リンク→ 株式会社エッグ -
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