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    キーフェル リサイクルパレットでコスト減

    2015年9月7日

     
     
     

     国内にプラスチック再生工場を6か所保有し、独自の廃プラスチック回収の仕組みを構築して年間120万枚のリサイクルパレットを工場で生産しているキーフェル(池山正貴社長、大阪市淀川区)。
     同社のリサイクルパレットは、プラスチック再生技術を生かした環境に優しくコスト削減につながることで注目を集めている。
     森悠人氏は、「従来のリサイクルパレットは、主にワンウェイ用パレットで海外輸出などに使用されるが、強度面なども従来のパレットと変わらないため、通常のパレットとして使用しても問題ない」と説明する。


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     同パレットのサイズは、縦1100mm、横1100mm、高さ140mm、重さ18kg、積載荷重は1トンまで対応可能。
     また、同社では破損したパレットや廃プラスチックの買い取りも行っている。回収したパレットは、破損状態を確認してリサイクルするものと中古パレットとして販売するものに分別する。
     廃プラスチックの買い取りは、1kg1円で行っているほか、プラスチックパレットに限り、状態が良いものであれば1枚200円から買い取りをしているだけでなく、破損して使えないパレットでも1kg5円で買い取りをしている。
     森氏は、「問い合わせをしていただければ対応させていただく。パレットや廃プラスチックは、工場へ直接持ち込んでもらえれば回収させていただく。お金を出して処分を考えている方は、ぜひ連絡してほしい」と話す。
     さらに、同社ではパレットなど物流に関する商品ラインナップを幅広く取りそろえており、様々なニーズに対応できる体制を構築している。森氏は「これかも効率の良いパレットやプラスチックの回収の仕組みを構築し、リサイクルパレットの製造と販売だけでなく物流関連の商品を販売していきたい」と話す。
    ◎関連リンク→ キーフェル株式会社

     
     
     
     
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