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    NICTと富士ロジテック 動線可視化に成功、物流作業効率向上

    2015年9月6日

     
     
     

     情報通信研究機構(NICT)と富士ロジテック(鈴木庸介社長、静岡市駿河区)は8月10日、UWB(超広帯域無線)測位システムの物流倉庫における実証実験を共同で実施したと発表。
     NICTが開発した高精度のUWB屋内測位システムを富士ロジテックの物流倉庫に配置し、同倉庫内の全16台の作業ピッキングカートの動線可視化に成功した。動線及びカートデータを基にピッキング経路を最適化することで、商品の平均ピッキング歩行時間が従来から50%削減でき、商品1個当たりのピッキング時間も従来の平均8.5秒から6.5秒へと2秒短縮。また、動線データに表れたピッキング通路での混雑などの状況を解明し、商品棚配置の最適化検討にも貢献した。


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     今回の実証実験で用いた高精度UWB屋内測位システムは、物流倉庫で作業するフォークリフトなどの動線取 得にも利用できる見込みで、物流分野での大幅な作業効率改善に寄与することが期待される。
    ◎関連リンク→ 株式会社富士ロジテック

     
     
     
     
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