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製品・IT
スポンサル 生成AIの技術活用し配送業務効率化目指す
2025年8月28日
スポンサル(丹野健心社長、さいたま市見沼区)が提供するAIエージェント搭載運送管理システムの「ラクハブ」は、生成AI技術を活用し中小運送会社の配車業務効率化を目指す。
同システムは、車種や免許、車庫からの距離などから自動的に配車組みを行うシステムに加えて、生成AIが2次元での配送コースを生成する機能と、ユーザー企業の評価を反映して成長するAIエージェント機能を組み合わせることで、運送会社それぞれの個性を反映させる配車業務の自動化を実現していく。
導入決定済の運送会社では、配車係の事務作業時間の半分以上を削減する見込みで、今後も中小〜中堅規模の運送会社をメインに導入を拡大していく予定。

同システムは、今後拡大が予想される外国籍人材の存在を念頭に置いて開発されている。
ユーザーの評価を反映した学習を経て成長する機能は、多種多様なドライバーが在籍する運送会社でも、スポット、定期の両方で配車組み、配送ルート構築を自動化するシステムを目標としており、音声入力による操作は古くからの配車担当者が戸惑わず、日本語能力が習熟していない外国人配車担当者にも優しいデザインを目指した結果、生まれたという。
丹野社長は「いずれはAIが既存の協力会社や荷主企業に対して新たな提案や、サプライチェーン全体の利益最大化に向けた需要を発掘する機能を搭載する。電話やメール連絡をAIが代行する環境も生まれつつあるのでは」とし、「まずは100社限定で月額3万円から利用可能なプランを提供し、ユーザーの拡大に努めたい。ラクハブをインフラとし、配車業務が効率化された企業同士がつながって『1つの生命体』のように動くことで、機動力と柔軟性に富んだサービスを実現するような、新しい形での仲間づくりを目指したい」と話す。
◎関連リンク→ 株式会社スポンサル
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