-
製品・IT
JYデザイン 名刺サイズの会社案内、コンパクトに魅力紹介
2015年11月6日
トラックデサインをはじめ、展示会のパンフレット制作など幅広く手掛けるのが、グラフィックデザイナーの吉田淳一氏が代表を務めるJYデザイン(京都市右京区)だ。
吉田代表は芸術大学卒業後、主にクレイアート(人形・フィギュア)を中心に制作し、個展を開催するなど積極的に活動。現在はグラフィックデザインなどを主に手がけ、創業12年を迎えている。
同社は様々なイベントのパンフレット・チラシ・ポスターなどの企画・デザイン・印刷・加工までを一貫して行い、アーティストとコラボレーションしたフライヤーや教育機関のパンフレットの作成が主な業務。音楽、美術、芸能などのあらゆるアーティストのデザインワークスを手がけ、ジャンルを問わず、さまざまな業界からオファーを受けるという。最近では、京都府内の大学案内や振袖レンタルのパンフレットの制作など、活動の幅を広げている。
デザイン制作の過程で吉田代表は、第一段階の「顧客へのヒアリング」を何よりも大事にする。「相手の思いや会社の理念を正確に汲み取り、期待された以上のものを制作したいと考えている。直接、お会いして初めて分かったことを作品に反映させ、独創性を追求したデザインを生み出すことを心がけている」と話す。
また、吉田代表は仕事をする上でのモットーとして、「共感と裏切り」を挙げる。「顧客の期待に応えることはもちろん重要だが、あらゆる視点からの発想やサプライズといった〝心地よい裏切り〟を大事にしている。意表をつく考え方で、作品をより良いものにしていく」。
運送会社の経営者に活用をすすめるのが、折りたためる名刺サイズの「会社案内」だ。吉田代表は「コンパクトに会社の魅力を紹介してもらえる。トラックの写真を掲載すればインパクトもあり、名刺サイズなら気軽に手に取ってもらいやすい」としている。
最近では異業種交流会などへの参加で、人脈を広げているという吉田代表。「昨年まで1人で活動していたため、異業種の人とつながる機会もなかった。新たな刺激を求めるためにも、積極的に参加している」と話す。今後の事業展開については、「スタッフも増やし、当社が得意とする紙ベースの仕事を増やしていきたい。また、展示会のカタログ制作に携わる中で、顧客のプロモーション活動もお手伝いできたら」と話した。
◎関連リンク→ JYデザイン -
-
-
-
「製品・IT」の 月別記事一覧
-
「製品・IT」の新着記事
-
物流メルマガ