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    ガリバーインターナショナル 「ガリバートラック」オープン

    2015年10月6日

     
     
     

     ガリバーインターナショナル(東京都千代田区)は7月から、トラック・バン専用の買い取りサイト「ガリバートラック」をオープンしている。
     プライシングチームの小島優チームリーダーは、「当社には年間約60万件の引き合いがあり、大半が『車を売りたい』というもので、うち3ー4割の20万台を買い取っている」とし、「内訳はおおむね普通車だが、1万台以上は貨物に分類される車両」と説明。
     その上で、「オークション会場でもトラックやバンといった車両の取引が非常に活発な上、調査をすると貨物車両の市場はここ数年右肩上がりであることも分かった」とし、「潜在ニーズに応えるために」と同サイト開設の経緯を説明。「日本製のトラックは、海外でもそのクオリティの高さが評判になっている点も追い風になった」という。


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     同社では北海道から沖縄まで、全国30か所で出張査定センターを運営。個人向けのイメージが強い同社だが、「これまでもトラックやバスなど、法人からの申し込みはあった。訪問時に、『ついでに、そこにある社長のベンツも持って行って』とお願いされたことも」と笑う。
     全国で展開している店舗は「ロードサイド型のため、そんなに大きな店構えではない」とし、「これまでは門を通る4トンぐらいまで」の車両が中心だったが、専用サイトの開設を契機に、今後は「大型も視野に入れていく」としている。
     車両不足感が強まり、トラックの買い取り競争も激しくなっている昨今。「90年代の当社の創業時は、普通車の買い取りでも同じような状況だった」と振り返り、「そこから市場を整地してきた自負がある。トラック市場でも何か役割を果たせるのではないか」と展望する。
     何よりの強みは「車両取扱量の実績」だ。同リーダーは、「商品の価値を見定めることに関しては、日本一の機能を持っている。価格の妥当性にも納得いただけるはず」と訴える。当面は中古車両の販売はせず、査定・買い取りに特化する。「まずは貨物車の循環機能を作る。仕入れルートとして正しく、安全に、安心して流通できる環境を整備することが重要」。
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     中古車ディーラーとして、圧倒的な知名度を誇る同社。「一番の売りは『安心・信頼』」と言い切る。「税務上の手続きにも長けており、価格、取引、従業員の誠実さ、全てに安心していただけるはず」とし、「必ずユーザーの事業発展に役立てるような協力ができるはず」と力説する。
    ◎関連リンク→ ガリバートラック

     
     
     
     
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