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    日章冷凍 軽トラ用電動冷凍機「アイスイーグル」公開

    2015年10月8日

     
     
     

     日章冷凍(鈴木一光社長、埼玉県川口市)は、9月30日から10月2日まで開催されたフードセーフティジャパンに出展。軽トラック用電動冷凍機「ICE EAGLE(アイスイーグル)」を一般公開し、食品メーカーや物流事業者、架装メーカーなどの注目を集めた。
     アイスイーグルは従来、エンジンで駆動していたコンプレッサーを冷凍機専用のバッテリーに蓄えた電気で動かすのが特徴。これにより、冷却するための装置を一体の冷凍機ユニットとして、運転席の屋根部分に取り付けられるようになったため、故障の原因となっていたシャシー側からの長い配管がなく、故障の際も冷凍機本体を乗せ換えるだけで再稼働が可能になった。
     「工場から冷凍倉庫への輸送過程での商品事故に悩んでいる」というアイスメーカーの担当者は、「渋滞に巻き込まれるとアイスが溶けてしまう」と話す。従来型では、エンジンが止まると冷凍機のモーターも同時に停止し、庫内温度が上昇することが原因だが、鈴木社長は「軽トラックは容積が小さく冷気が逃げやすいため、商品に影響が出るのも早い」と分析。「エンジン停止後も1時間以上電力のみで冷却可能(フル充電時)なアイスイーグルなら解決できる」とし、「食品加工メーカーなども同様の悩みを抱え、相談を受けている」と続ける。


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     さらに、「100Vコンセントにつなげば冷蔵庫のように冷却可能」という同製品の特徴に注目し、コンテナとしての利用など、さまざまなニーズに対応する可能性を示した。
     今回、来春発売の中温仕様(マイナス10度)の先行予約を開始し、展示会期間だけで5台の予約と、多くの問い合わせを受けているという。さらに、2017年の発売を目指して参考出品した低温仕様(マイナス35度)も来場者の注目を集めた。
    ◎関連リンク→ 日章冷凍株式会社

     
     
     
     
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