-
製品・IT
ITE 無電源時もマイナス20度以下維持、「アイスバッテリー」搭載冷蔵庫
2025年10月31日
電源不要で長時間低温を保持する「アイスバッテリー」の開発・販売を手がけるアイ・ティ・イー(ITE、パンカジ・ガルグ社長、東京都千代田区)では、突然の停電や震災時でも冷却を一定時間維持できる「IceBattery ハイブリッド冷凍庫」を提案する。
この製品はマイナス40度から4度の任意の温度に設定でき、無電源時には12時間以上、マイナス20度以下を維持できる。用途は、医薬品・ワクチン・冷凍食品と幅広く、停電や震災時にも安心の、電源不要な高性能保冷剤が搭載されている。
創業者であるパンカジ社長はインド出身で、日本での滞在歴は数十年にわたり、IT、半導体、ヘルスケア、低温物流などさまざまな業界で製品の開発に努めてきた。
営業の髙橋玲子さんは、「電圧が不安定なインドで作った製品を日本で展開しているので、壊れないと定評がある」と話す。
仕様は850×735×900mm(容量193L)と 1424×735×900mm(同400L)の2タイプ。電力使用量を40~50%節約し、CO2排出量を約40%削減。同冷凍庫の壁面にアイスバッテリーが内蔵される仕組みで、キャスター付きで移動も簡単。
髙橋さんは、「震災大国である日本では今後ますます需要が見込まれるので、アイスバッテリーの知名度を上げて普及に努めていく」と意気込む。
◎関連リンク→ アイ・ティ・イー株式会社
関連記事
-
-
-
-
「製品・IT」の 月別記事一覧
-
「製品・IT」の新着記事
-
物流メルマガ










