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    オフト 100%化学合成のエンジンオイル「AMSOIL」

    2015年12月24日

     
     
     

     オフト(東京都板橋区)が国内正規輸入元を務める100%化学合成のエンジンオイル「AMSOIL(アムズオイル)」。尾島幸也社長(写真左)は、「潤滑性と流動性に優れ、カーボンを発生させない化学合成オイルはパワーロスが少なく車両にとって非常に良い」と説明。「当初はモータースポーツや高級車向けに販売していたが、高性能オイルゆえ、ディーゼル車でも、コスト削減や環境配慮などあらゆる面からメリットが出せるということで、トラック事業者にも積極的に提案している」という。
     このほど、静脈物流を手がける直富商事(長野市)で本格採用が決まったことについて、オフトの代理店として販売を手掛けた五幸商会(同)の大越真人社長は、「性能を高く評価頂けた」と胸を張る。
     リサイクル企業として県内有数の直富商事では、従来は鉱物油を使用していたが、パッカー車2台で同オイルをテスト導入。結果は、「テスト期間が短かったこともあり、燃費はほぼ変わらなかったが、騒音テストではエンジン音の低減が認められた」(同社修理工場の廣田弘二氏)という。


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     大越氏は「潤滑がうまくいっているため、エンジン内の異音が発生しない。住宅街を走るパッカー車には最適。また、エンジンを効率良くまわせているため寿命の延長につながる」と説明。さらに「オイル交換回数が減ることで、当然廃油量も減る、排ガスがきれいになる、エレメントの交換頻度も減るなど、メリットが多い」とも。
     これらの点を評価し、直富商事では、100台強の保有車両のうち、まずは約4分の1にあたる26台で同オイルを採用。現場からは、「オイル交換が減り、工場の人員配置がやりやすくなった」「点検に入る車両が減ったため、急な仕事が入った際の配車がしやすくなった」などの声が挙がっており、ドライバーからも「エンジン音の違いは明瞭」と評判は上々だという。
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     直富商事の木下繁夫社長は、「このオイルの採用は『限りある資源を大切に、環境を守る』という当社の企業理念に通じるものがある。業務効率化のためにも今後も採用を続けていく」と評価。オフトの尾島社長は、「環境保全型の次世代オイルとして、さらに普及させていきたい」と展望する。
    ◎関連リンク→ オフト株式会社

     
     
     
     
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