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    タイガー クラウドでドラレコ管理「WEBドラサービス」

    2016年2月18日

     
     
     

     タイガー(竹添幸男社長、東京都千代田区)は10日、ドラレコの動画閲覧や走行データを解析できるクラウド型ドラレコ管理システム「WEBドラサービス」の提供を開始した。販売促進課の井上敦士氏に話を聞いた。
     同サービスは、ドライブ・カメラ(同中央区)が開発した通信型ドラレコ「Samly」と連携し、撮った動画をクラウド上で管理できるというもの。「急ハンドル」、「急加速」、「急減速」、「速度超過の継続」、「長期のアイドリング」など、トリガーのかかった運転動画をクラウド上に保管。トリガーの種類ごとに自動分類される。
     急ブレーキなど、強い衝撃を受けるような「重大な危険運転」が発生した場合は、管理者のブラウザ上にリアルタイムに通知。動画取得を行い、危険な運転を見逃さない仕組みだ。


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     月額利用料は1車両あたり1980円。2カメラの場合はプラス200円(同2180円)となる。車載器本体は11万円から。
     「Samly」は、2カメラまで接続可能でハイビジョン録画に対応。防水・防塵性にも優れ、「屋外での使用に耐えられるほど頑丈」だという。同氏は、「SDカードに保存したハイビジョン画像とは別に、通信で送りやすい小さいサイズの画像も自動生成している」と説明する。
     走行履歴も閲覧可能で、映像が記録された地点も確認できる。また、ブラウザ上で車両を選択すると、該当車両の走行中の動画も見られる。
     動画は1車両あたり300件まで保存可能。過去のデータも検索できる。「ドライバー教育に役立てて頂きたい」ため、動画の保護機能も用意している。
     オプションで、衝突防止補助システム「Mobileye(モービルアイ)」との連携も可能。前方車両との車間秒数が短い場合や衝突しそうな場合、車線を逸脱した場合などを、動画として取得できる。
     管理ソフトのユーザビリティにも配慮。ブラウザを開くとトップページに「危険運転情報」の欄があり、その日発生した危険運転の動画をすぐに見ることができる。同氏は、「管理者は皆さん忙しく、毎日チェックする時間はない。一方で、動画をただ保存しているだけでも意味がないため、ソフトを開いてすぐに重要な動画にたどりつけるように配慮した」と狙いを明かす。
     また、「いざという時に動画が撮れていなかった」という最悪の事態を防ぐために、機器やカードがエラーを起こしている場合には管理者側に知らせる機能も付加した。
     「基本を押さえ、シンプルで使いやすい形にした」と自信を見せる井上氏。「今後は、さらに機能の拡充を図っていく」。
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     同社では現在、2か月間無料で同サービスを利用できるモニター企業を募集している。車載器は1社につき3台まで(取り付け・取り外し費用はユーザー負担)。
    ◎関連リンク→ 株式会社タイガー

     
     
     
     
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