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    共立物流システム 多品種の内容物に対応、液体コンテナ「タフテナ」

    2016年3月8日

     
     
     

     物流機器メーカー兼商社の共立物流システム(神吉清二郎社長、大阪市中央区)は、昭和44年に創業。その3年後には液体コンテナ「タフテナ」ポリエチレンタンク製を開発するなど、業界のパイオニアとして今日まで活躍している。その中でも同社が日本で初めて開発し普及させてきた液体用コンテナは、売り上げの7割を占め年間700社以上に販売している。
     「タフテナ」は近年の多品種少量生産・多頻度少量輸送に貢献。食品分野や工業薬品分野、さらには毒劇・危険物までさまざまな内容物に対応している。タンク底は25度の漏斗構造で、横出し方式や変形底出し方式に比べ高粘度の液体でも内容物が残留することなくスピーディーに排出できる。
     同製品は1000Lのサイズならば200Lのドラム缶5本分に相当し、一度に充填・荷役・輸送・保管・排出ができ、人・時間・スペースなどの総合的な節約が可能。また、ステンレス鋼製タンクと外枠との組み合わせで、外部の衝撃からタンクが保護され耐久性は抜群で、液体輸送の安全性と経済性がより確実なものとなっている。タフテナのほかにも、フィルム輸送用ボックスパレット、ドラムコンなども扱う。


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     近年では折りタタミ式のタフテナのレンタルも好調で、神吉社長は「内容物の残量も容易に確認でき、内袋は使い捨てなので、タンクの洗浄作業や廃液処理は不要。1台で多品種の内容物に対応可能なため、コストダウンが実現する。必要な台数を必要な期間、無駄なく利用できるレンタルシステムは、トータルで考えると導入メリットは大きいはず」と説明。「回収運賃の節減にも貢献できるレンタルを増やしていく。安定した収入を得ることができ、消耗品の売り上げにも期待できる。折りタタミ式は食品・化粧品などの菌・カビ管理品や接着剤・粘着剤・塗料など固着する内容物に最適」と話す。今後も物流コスト低減と物流サービス向上を提案していく。
     なお、同社は今年、「イノベーションを支える素材展in大阪」「インターフェックスジャパン」など、五つの展示会に出展し、製品をアピールする。
    ◎関連リンク→ 株式会社共立物流システム

     
     
     
     
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