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製品・IT
akippa セブンイレブンなど3社と提携
2016年4月12日
駐車場シェアサービスを展開するakippa(金谷元気社長、大阪市西区)は3月25日、提携駐車場である中本パーキング(同浪速区)で記者会見を開き、セブン─イレブン・ジャパンをはじめとする3社との業務提携を発表した。
同社の提供するサービスは、契約されていない月極駐車場や利用されていない個人宅、オフィスの駐車場を1日単位で予約して駐車できるというもの。同社によると、都心部などでは時間貸しの駐車場が足りておらず、東京都で毎秒6万3000台、大阪府で同3万1000台が路上駐車されている一方、月極などの駐車場は3000万台以上が遊休の状態であるとし、「遊休スペースと駐車ニーズをスマホでつなぎ、迷惑駐車をなくす」というコンセプトで事業を拡大。2年で同社のコインパーキングの拠点数を業界3位にまで伸ばしているという。
今回、セブン─イレブン・ジャパンと提携し、駐車場がない300店舗以上において、希望エリアにakippaが駐車場を提供。コンビニへは通常、トラックが1日7回ほど商品を搬入しており、その都度、駐車場代がかかっていたが、1日中出入り自由のakippaの駐車場を利用することで、コストを7分の1に削減できるという。
また、カーナビメーカーのアイシン・エィ・ダブリュ、オートバイメーカーのヤマハ発動機との提携も発表。アイシンとはカーナビアプリで、ヤマハとはバイクナビアプリで、それぞれakippaの予約ができるようになる。
さらに、15分単位で予約して駐車できるという新機能(大阪エリア限定)の発表、金谷社長と駐車場オーナーとのトークセッションなども行われた。金谷社長は記者会見で、「世界ナンバーワンの駐車場サービスを作っていきたい」と力強く語った。
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