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製品・IT
ユニキャリアHD MFETとニチユ三菱へ全株式譲渡
2016年5月16日
ユニキャリアホールディングス(志岐彰社長=写真右、神奈川県川崎市)は4月6日、三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディング(MFET、前川篤社長=同中央、同)とニチユ三菱フォークリフト(二ノ宮秀明社長=同左)、京都府長岡京市)への全株式譲渡に伴い、前川・二ノ宮両社長と合同記者会見を開催した。株式譲渡は3月31日付で行われ、持ち分割合はMFET65.0%、ニチユ三菱35.0%。MFETは三菱重工の100%子会社のため、ユニキャリアは三菱重工の孫会社となった。
これは昨年7月から予定されていたもので、MFETは3月に発足。親会社である三菱重工の中では火力発電、製鉄機械の2社を含めた3社で「独自経営合弁会社」の事業部門に位置付けされており、2017年計画値では3社の売り上げは2兆7000億円、営業利益2700億円。MFETはフォークリフト(物流機器)事業として、7月には三菱重工エンジン&ターボチャージャの営業も開始する。
前川社長は「統括会社全体で売り上げ規模1兆円を目指す」と発表。二ノ宮社長は「物流業界は規模の大きい方が利益を獲得しやすい。この拡大した規模をいかに活用するかがポイント」と述べた。
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