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製品・IT
南関東ふそう成田支店が全面リニューアル
2017年2月10日
三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、国内サービス拠点のリニューアルに向け、「灯台」を意味する「Lighthouse(ライトハウス)」プロジェクトと題した部門横断チームを昨年7月に発足。検討を重ねた末に打ち出した新たなディーラーコンセプトに基づき、南関東ふそう成田支店(千葉県成田市)を全面リニューアルした。
同12月26日に開かれたオープニングイベントでは、商用車ディーラーのイメージを一新させる黒を基調とした高級感のある重厚なデザインと内外装に、報道陣から驚きの声が上がった。テープカットを行ったMFTBCの三輪為夫副社長は、「高い技術を持つメカニックによる迅速かつ高品質なサービスを提供するとともに、ユーザーに満足いただける空間に仕上げた。三菱ふそうの旗艦店として、文字通り当社の行く先を示す『灯台』となることを願っている」と語った。
同営業推進部の大田譲部長が「ラウンジをイメージした」と胸を張る待合室は、男性用と女性用を分けるとともに、マッサージチェアも設置。「部屋から工場が見える窓も設けた」。
また、業界初となる「スマートグラス」を整備現場に採用。メカニックの目線と同じ位置にカメラが装着されており、カメラが捉えている映像をPCのブラウザに表示し、映像を見ながらの通話が可能。不具合の状況や修理のポイントをリアルタイムで川崎市の本社にある品質保証部門のテクニカルインフォメーションセンターと共有し、適切なアドバイスのもとに車両整備を進めることができるという。
南関東ふそうの高羅克人社長は、「時代に合った最先端の技術を投入し、新しいディーラーに生まれ変わった」と自信を示した。MFTBCでは、今後、全国規模で整備拠点の刷新を進める計画で、17年上期までに福岡、津、仙台の3拠点をリニューアルする予定。
◎関連リンク→ 三菱ふそうトラック・バス株式会社関連記事
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