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製品・IT
三進金属工業と日建リース工業 物流倉庫用の減震装置を発売
2017年3月30日
三進金属工業(大阪府泉北郡)は3月10日、日建リース工業(東京都千代田区)と共同で、 物流倉庫内ラック上の保管物品やラック本体を守り、物流施設としての機能継続に貢献する「減震デッキ」と「減震ブレース」を新開発し、同日から販売開始したと発表。
パレットラックのビーム上に設置した減震デッキにパレットを載せることで、減震デッキが地震の揺れを吸収し、パレットに伝わる揺れを抑える。これにより人的被害、物的被害などを引き起こす荷物の落下リスクを軽減させる。独自のスライド機構により、奥行き方向だけではなく間口方向にもスライドすることでラックからパレットへ揺れを伝えにくくし、また減衰ゴムにより、そのエネルギーを吸収することで、パレットに伝わる地震エネルギーを約4分の1に抑える。
また、パレットラックの背面へ減震ブレースを取り付けることで、地震の揺れを吸収し、ラックにかかる負担を減らす。ブレースダンパーの減衰ゴムがブレースにかかるエネルギーを吸収し、ブレースやラックにかかる負担を軽減。ラックに伝わるエネルギーを約2分の1に抑える。
◎関連リンク→ 三進金属工業株式会社関連記事
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