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製品・IT
グリーンベル 運送会社向けにコンサル開始
2017年5月9日
中古トラック情報誌「ゲットラック」の発行やトラックのリース・販売事業を展開するグリーンベル(葛西宣行社長、神奈川県川崎市麻生区)は、新たに運送会社向けの経営相談・コンサルティングサービスを展開していく。トラックを取り扱っているため、運送会社の資産価値を正しく測ることが強みだ。
原価計算は健全経営を行う上で大切なことだが、経理の専門知識をゼロから身につけることは簡単ではない。同社が提供する「運送会計式原価計算システム」は、専門知識がなくても、誰でも簡単に原価計算ができるツール。専用フォームに人件費や燃料費、車両代、販売管理費などの金額を記入していくだけで、1台あたりの営業利益を算出できる。該当の仕事が赤字か黒字かをチェックすることが可能で、算出結果をもとに専門スタッフが改善方法をアドバイスする。
同社では燃料代割引や保険商品ETC製品など、各項目に対応する商品をラインナップしており、最適な提案が可能。特に注目すべきは、「車両代」と「販売管理費」だ。同社の10年償却型リースプラン「財務UPリース」は経費を半額に抑えることができることが特徴。従来5年で償却しているトラックを10年償却にすることで、同じ支払い金額でも半額を積み立て金として資産計上し、車両代を半額にすることができる。また、販売管理費の負担を減らすために増車を勧める。増車したくても人手が足りない会社にはホームページを活用した求人を提案する。ホームページを持っていない会社は同社が製作することも可能だ。SEO対策など、検索結果に結びつくように運用について指南するなど、相談者の状況に応じた柔軟な対応策を提案・提供していく。
同社担当者は「運送会社を成長ビジネスにすることが目的」とし、「収支を改善することで金融機関からの評価も上がり、M&Aの際などにも有利」と強調する。「相談は無料でお受けしている。原価計算だけでなく、経営上の困りごとがあれば気軽に相談いただきたい」としている。
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