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    佐賀県貨物自動車事業協同組合 運送会社目線で開発「そらうど」

    2017年9月14日

     
     
     

     運送会社の目線で作られ、中小運送事業者が導入しやすい運送管理システムがある。佐賀県貨物自動車事業協同組合(黒川隆太理事長、佐賀市)が開発し、運営するクラウドサービスを活用した運送管理システム「そらうど」だ。組合員を対象として開発されたシステムだが、昨年、組合員以外へもサービスの提供を開始した。クラウドサービスのため、ソフトウェアの購入などの初期投資の必要はなく、1日当たり400円で導入できるという同システム。運営・管理する同組合の井上忠参与は、「運送会社がアイデアを出し合って作ったシステムで、特に保有車両50台以下の事業者には、最適なシステムになっているのではないか」と話している。
     井上参与によると、同組合の運送管理システムへの着手は早く、平成に入った頃から調査研究を始め、平成3年には、「トラスト」という名で同システムを開発している。当時はオフコンと言われる時代で、パソコンがそれほど普及していなかった中、同組合はすでにシステムの開発を進めていたという。トラストは、日報作成や売り上げ管理、そして原価計算が可能なシステムで、組合員向けとしてサービス提供を開始したという。
     その後、パソコンが普及するなど、取り巻く環境が変化するにつれて、同システムもその役割を変えていったという。


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     そして平成26年、全国中小企業団体連合会が行う組合等情報ネットワークシステム等開発事業を活用して再びシステムの開発に着手、翌27年に「そらうど」が完成した。
     同システムは、中小の運送会社が導入しやすいように初期投資を抑え、運用コストも1日わずか400円という安価な価格設定が特徴だ。
     とはいえ、サービスは、日報管理から荷主管理、傭車管理や車両管理、ドライバー管理までそろっている。
     また、配車入力やデジタコデータ取り込みなどのサービスもオプションで用意しており、内容は充実している。
     「運送会社が抱える経営課題や要望を持ちより、徹底的に議論してアイデアを出し合い、さまざまな運用方法を想定して作られているので、かゆいところに手が届く、そんなシステムになっている」と、井上参与は指摘する。
     現在、同組合には64社が加入するが、そのうち16社が同システムを活用しているという。
     昨年から員外へのサービスを開始したが、HPを介して全国から問い合わせも来ているとし、すでに導入する事業者も出ているという。
     井上参与は、「運送会社の目線で作られたシステムなので、必ず満足していただけるものと確信している」と自信を見せている。
    ◎関連リンク→ 佐賀県貨物自動車事業協同組合

     
     
     
     
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