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    アルティア 「DPFクイックリフレッシャー」を開発

    2017年8月10日

     
     
     

     自動車関連機器事業を手掛けるアルティア(東京都江戸川区)は、DPFを車両に取り付けたまま洗浄できる「DPFクイックリフレッシャー」を開発した。DPFを常に「キレイ」に保つことで再生回数を減らしドライバーのストレスを低減させると同時にDPFを長持ちさせ、修理や交換のコストを抑える。
     DPFが詰まってくると再生が必要になるが、「時間がかかる」、「煙で近隣に迷惑がかかる」、「しばらく走れず配送計画に支障をきたす」などの課題があった。再生の警告灯を無視して走り続けるとエンジン停止や故障に繋がり、最悪の場合、交換を余儀なくされることに。同社の担当者によると、「修理費用が小型車両で50万円、大型だと100ー150万円にもなり、大きなコストがかかるとユーザーから相談を受けていた」と開発の経緯を語る。
     一方、DPFを外して清掃すると、手間と時間がかかる。これらの課題を解決すべく、「車両に付いた状態のまま定期的に清掃し、DPFを『キレイ』な状態に保つ」ことを目的に開発したのが同製品だという。
     同担当者は「定期点検のタイミングで、DPFも一緒に洗ってしまうのがベスト」とし、「外して洗浄するのと比べると100%とは言わないが、点検のたびにある程度キレイにしていくことで、クリーンな状態を保ち、快適に車両を使用していくイメージ」と説明する。


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     DPFの詰まりの原因物質には、カーボン系のPM(粒子状物質)とアッシュ(灰)の2種類がある。「温度を上げて燃やす再生では、カーボン分しか除去できない。いくら燃やしても灰は燃えないため、それがだんだん蓄積されて詰まりの原因になってしまう」。
     そこで同製品は、PMとアッシュのそれぞれを異なる薬液で分解・除去。さらに、DPFを保護するための専用リンス液を最適なプログラムで自動的に噴霧し洗浄する。また、PM堆積を抑え、自動再生を促進させるためのインジェクタークリーニング&DPF燃焼促進剤も添加する。
     作業工程は、DPFの排気温度センサーを取り外し、そこに専用ノズルをセット。あとはスタートボタンを押すだけ。「セット・リセットにかかる時間はわずか20分程度で、洗浄も含めた全体の作業時間は約1.5時間」。同担当者は、「外して洗浄した方が良いというのは百も承知だが、DPFを脱着洗浄するには丸1日かかる。整備士も不足しているいま、これは大変な作業」とした上で、同製品について、「誰でもできる簡単な作業で、点検のたびにやることで70ー80%の能力がキープできるというのは大きなメリット」とアピールする。
     同製品による洗浄後の車両に乗ったドライバーからは「エンジンが軽くなる、吹きが良くなるなど、ほぼその効果を体感いただいている」と評判は上々だという。
     整備会社向けの製品だが、整備機能を持つ運送事業者が自社で活用することも可能。定価は120万円。4トン車10台分の薬剤セットが12万8000円。「1台1回あたりのコストは1万円程度で、交換にかかる費用を考えれば大幅なコスト削減が実現する。ぜひ活用頂ければ」と語る。
    ◎関連リンク→ 株式会社アルティア

     
     
     
     
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