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製品・IT
川瀬産業 軽くて丈夫な敷板「リプラギフロアーマット」販売
2017年9月14日
廃プラスチックをリサイクルし、独自の技術で商品開発を行う川瀬産業(川瀬幸久社長、大阪府貝塚市)はリプラギ(木材代替商品)やリプラギ・プロテクターに続き、リプラギ・フロアーマット(敷板)を開発、販売を開始した。
廃プラを100%使用したマテリアルリサイクル製品で、軟弱地盤や未舗装場所、臨時駐車場などの保護・緩衝材として利用できる。
サイズは2サイズあり、3×6サイズ(寸法高さ12mm×幅917mm×奥行き1840mm、模様凸6mm・重量18.8kg)と4×8サイズ(寸法高さ13mm×幅1220mm×奥行き2550mm、模様はフラット・縞模様凸4mm・イボ付凸4mmの3タイプ、重量43kg)。実機テストにおいて400mmφに約9トン加わっても大きな破損なし、目安耐荷重は80トン。
同製品も木板や鉄板に代わる環境に優しい再生プラスチックマテリアルリサイクル商品。腐敗することなく、耐久性・耐候性・耐薬品性に優れる3S貢献商品となっている。
開発した同社の川瀬社長は「製品の開発は工務店からブルーシートの回収を依頼されたことがきっかけ。工務店では工事現場などで未舗装・軟弱地盤のような現場で工事を行って、そこに鉄製のフロアーマットや敷板を使用している。当社がリプラギ・フロアマットを提案し、多くの工務店でリプラギ・フロアマットを使用していただいている。さらに大手フォークリフトメーカーでも販売していて、多くの現場や工場で活用いただいて、実績もある」と説明。「いままでの鉄製のフロアーマット・敷板では、手作業で簡単に移動できなかったが、リプラギ・フロアマットは軽量のため手作業で簡単に移動ができる。さらに耐久性についてもフォークリフトや車両が通行しても問題がないぐらい耐久性に自信がある。さらに環境への配慮やコスト削減にも優れている」と説明。
今後、さらなる利用拡大が期待され、運送会社でも大型車両駐車場の地盤沈下やワダチ防止に活用できる。
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