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製品・IT
聖亘トランスネットワーク 「トランスサポーター」に新機能
2017年10月4日
聖亘トランスネットワーク(山田裕社長、神奈川県平塚市)は、同社が開発・提供するクラウド型配車・運行管理システム「TransSupporter(トランスサポーター)」の新機能を「ロジスティクスソリューションフェア2017」で公開する。
同システムは実運送会社である同社が、そのノウハウを全面的に反映していることが特徴。配車機能やルートの最適化といった基本的な配車機能にはじまり、運行指示書・日報作成、GPS連動による車両状況や荷物情報の表示など、「運送を効率化する」改良が加えられてきた。
今回、新たに追加されるのは「到着予告お知らせ機能」。配送開始から完了までの荷物の状況をGPS情報からリアルタイムで把握。正確な到着予想時刻メールで配信する。これまでも、IDを持つシステム契約ユーザーはログインすれば状況を知ることができたが、今回の改良によって、着荷主や納品先といった顧客サイドについても、問い合わせることなく到着時間を把握できる。導入する運送会社にとっては、顧客からの問い合わせ対応の負荷を軽減できる。また、納品先にとっては、到着に備えて倉庫内のロケーション確保が可能になるなど、効率化を図ることができる。
今回の新機能は、単に到着時間をメールで知らせることができるだけのものではない。同社が先に見据えているのが「無人配送構想」だ。山田社長は「事前に到着時間を知ることができれば、顧客側で受け取りの準備を整えることができる。無人配送の実用化を考えた場合に必要不可欠な機能となる」と説明。
同社では、すでに関連する特許について申請中だという。「ロジスティクスソリューションフェアの弊社ブース及びプレゼンテーションで、新機能の可能性に触れていただきたい」としている。
◎関連リンク→ 株式会社 聖亘トランスネットワーク関連記事
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